視える

心霊・怪談・妖怪・本当にあった話かもしれない話。暇つぶしにどうぞ~。

馬の祟り~始まり~

f:id:zubora_mom:20171218204507j:plain

私の家に伝わる馬の祟りの話。

どんな祟りなのか、簡単に説明しているのは以下の記事。 

mieru.hatenablog.com

 

 

今日は祟られるようになったきっかけを綴ります。

私の実家は、高祖父の時代(明治)に北海道に移住してきました。

 

時は昭和初頭の頃。

明治から昭和初期まで、馬の用途は農耕が主だった時代。

馬は農耕には欠かせない大切なパートナーであり、移動手段でもありました。

 

雪が溶け、畑を耕す時期がその年もやってきました。

私の曾祖父は、その年も馬を使って畑を耕していました。

その時、いつもでは考えられない事故が起こったそうです。

馬が突然止まったために、引いていた農耕器具の刃が馬の右後ろ足に当たりました。

当たった場所が悪く、出血がなかなか止まりません。

必死の処置も虚しく、その馬は亡くなってしまいました。

まだ若く、芦毛の綺麗な馬だったそうです。芦毛の馬というのは、若い時はまだら模様で、年を取ると白馬のように真っ白になるそうです。オグリキャップがそうでしたね。

曾祖父が日頃からとても大切にし、可愛がっていた馬だったそうです。

亡くなってしまったことに、曾祖父はとても負い目を感じ、手厚く葬ったと聞いています。それでも心のどこかで「死んだのは自分のせいじゃない」という思いがあったのでしょうか。

 

そうして、その手厚く葬ったはずの馬が我が家を代々祟ることになります。

馬にしてみれば、「人間の道具として一生を使われ、挙句の果てには人間のせいで殺された。この恨みどうしてくれる!」という気持ちが強かったのでしょうか。

もしかすると、その馬の霊格、魂に何らかの問題があったのかもしれません。

 

自分が死ぬ原因となった右後ろ足の怪我。

人間で言うと右足。

それを今でも彼(馬)は許せずに、狙ってくるのです。家を継ぐ者の右足を。

現在まで祟られて4代目。

その後、私の実家である本家を継ぐ者は今の所いません。

 

次の話以降では、それぞれ家督を継いだ者の右足、末代まで祟ると言われた話、末代から7代までに減罪してもらった話を記録していきます。

 

ちなみに、その馬が自身の右後ろ足を私に映像として見せてきたのは、馬が死んでから数十年後、今から数年前のお正月のことです。

それまで私は、馬の祟りの話はなんとなく聞いていましたが、馬の毛色までは聞いていませんでした。

頭の中に入ってきたその馬の毛色を父に問うと、確かに芦毛だったと聞いているとのこと。

その話はまた別の機会に。