視える

心霊・怪談・妖怪・本当にあった話かもしれない話。暇つぶしにどうぞ~。

【本当に視えた話】高速道路の老婆

f:id:zubora_mom:20170202103405j:plain

 

これはもう10年以上も前の話です。

北海道の高速道路を走っていた時の話。

当時札幌に住んでいた私は、週末の連休を利用して車で実家に帰る途中でした。

まだ20代前半だった私は当時お気に入りだった曲を聴きながら、東京とは全然比べ物にならないほど快調な高速道路を走行していました。

 

 

高速道路が2車線から1車線になる箇所が所々出てきて、そのたびに猛スピードで追い越していく車いたので注意しながら運転していました。

 

すると助手席の窓から見える風景、私の視界左端に何やらチラチラと薄い影のようなものが入ってきます。

この時の時間は太陽が沈んで少し経ったくらいの完全に暗くなる前、薄暮時を少し過ぎたくらいです。

日の光が差し込んだ影響ではなさそうです。

はじめは後続車のライトかな?くらいにしか気にしていませんでした。

その薄い影がどんどんと私の車の左を通り過ぎていくのをはっきりと感じました。

ちょうど片側一車線対面通行の場所だったので、左を走る車はありません。

 

「あー、また変なのに気がつかれたかな。無視、無視。気にしない、気にしない。」と自分を落ち着かせるためにも心の中で思っていた時です。

 

左側、十数メートルほど手前のガードレールの上から白い着物をきた下半身が途中から無い老婆が不敵な笑みを浮かべ、私の車に轢かれようとするかの様にゴロンゴロンと転がってきました。

「うわあっ!なんだババア!!!」と叫んでいました。

一瞬急ブレーキを踏みかけましたが、その前から私の視界に入っていた不気味な影のお陰で「何か変なものが付いてきている」という認識があったので急ブレーキを踏むことなく、事故になることもありませんでした。

通り過ぎた直後にバックミラーで後方を確認しました。

そこには横たわり髪を振り乱した老婆が不敵な笑みを浮かべたまま、こちらをじっと見ているように見えました。

私を驚かしてあの世に連れて行こうとしたのでしょうか。

今となっては確認する術もありませんが、あの路線は単独事故が多かったことと何か関係しているのでしょうか。

 

おそらく前触れに気が付いていなければ高速道路で単独クラッシュしていたことと思います。

 

今では高速道路も延伸したおかげで、そこの高速道路も改修され道路幅などが変わっているそうです。